今の民主党候補では政治の「正統性」の回復は見込めない。
いよいよ今日、民主党代表選が行われ、新首相が誕生します。それにしても寂しい代表選挙になってしまいました。日本の総理大臣を選ぶにしては、盛り上がらず、期待できません。
最有力候補が海江田大臣というのが、まずいただけません。些細なことで人前で泣き、キレやすく感情のコントロールができずバブル期に財テク指南をやっていたテレビの経済評論家にして、小沢一郎氏と官僚のロボットみたいな人に首相が務まるでしょうか?
二番手の野田氏はまじめな人だと思いますが、財務省ベッタリです。人柄が良くても、政策の方向性は誤っている点が致命的です。誰が総理大臣になってもやるべきことは明確です。優先すべきは、(1)原発事故対応、(2)外交・安保の立て直し、(3)震災復興、(4)円高・デフレ対策、(5)政治に対する信頼回復、だと思います。当選可能性が低そうなので、三番手以下はコメントしません。
特に「政治に対する信頼回復」は、前提条件として大事です。前回衆院選挙から3人目の総理で、マニフェスト修正も公言しており、新政権の正統性に対する信頼感が乏しいのが現状です。早い時期に新総理が解散総選挙を行い、国民の信を問うことが、正統性の回復、政治に対する信頼回復の前提となっています。
また、次の臨時国会における第三次補正予算や震災関連法案の審議では、与野党で話し合って震災対応を解決していく仕組みづくりが重要です。今国会の民主・自民・公明の3党密室談合では、正統性に欠けます。
3つの大政党だけで話し合っていれば、国会の審議は形骸化・空洞化し、形だけの政策論争になり、国会の存在意義自体を問われてしまいます。衆参ねじれ時代だからこそ、オープンな「熟議の国会」を目指すべきです。
いまの政治の重要な視点は「政治の正統性」に疑問符がつきます。民自公3党の密室談合の政治では、「首相の正統性」だと思います。前回衆院選から3人目の総理では、「国会の正統性」に傷がつきます。これからは「正統性」の回復が大事なテーマです。
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